一瞬でリラックスできる「自律神経休息法」
電車内でも、公園でも、食事中でも、寝る前ですら、時間ができると私たちはスマホを見る癖があります。そして見たくもない情報と戦いながら目や脳は疲労し、心身はオーバーヒートを起こします。
せっかく休める僅かな時間すら、無理をすることが習慣になっているのです。
風邪を引いたり、胃腸を壊したり、ある時は無気力になったり。外からもらっているいるかのように思われる症状も、じつは自分が原因を作っているかもしれません。
体に何か問題が起きないうちに、どこにいても脳や心身を休ませる方法はないものか。そんな「自律神経休息法」をご紹介します。
今まで一番リラックスした時のことを覚えていますか?
その時あなたには何が見えて何が聞こえていましたか?
あなたが今思い出したのは画像としてですか?
それとも感覚的なものですか?
画像としてならその色は何色ですか?
感覚的なものならそれはどんな感覚ですか?
今思い出したものをイメージしているだけで、あなたの呼吸はゆっくりとした深い呼吸になっているはずです。そして心身はリラックスできます。
これは自律神経の反応を使ったリラックス法です。
自律神経は想像と現実との区別がつきません。自分がリラックスできる状況を想像できれば、人はどこにいて何をしていてもリラックスでき副交感神経(休む神経)を働かせることができるのです。
すべてを正確に思い出さなくて構いません。コツは五感(視覚・聴覚・皮膚感覚・嗅覚・味覚)すべてを想像しながら感じることです。
考えず、感じてください。
リアルにイメージできればできる程、心身はリラックスできます。
「忙しくて休んでられない」という人でも、習慣を変えることで脳や自律神経はいつでもどこでも休むことができます。
東洋医学の基本は、習慣を変えること。
体は本当に、一番大切な資産です。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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