ストレスと食欲はいつも仲良し
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
夏が近づいてくるこの季節、
そんな時期に意外に多い相談は「痩せたい」です。
意識はしていてもつい食べてしまう・・
食べ過ぎてないようでも食べ過ぎている・・
疲れてくるとと甘いものを食べたくなる・・
そんな食欲にもさまざまな種類がありますが、
あえて二つに分けると
「生理的な食欲」と「見かけの食欲」があります。
生理的な食欲とは身体が必要とする食欲のこと。
消耗した身体を補う栄養補給のための生理的な脳からの欲求。
一方、見かけの食欲とはさまざまな原因から脳が疲れ、
ストレス反応により一時的に脳が間違った食欲を発すること。
これがニセモノの食欲です。
ストレスと食欲、
これがけっこう関係性があるのです。
ストレスにより脳が疲れる。
↓
脳は休ませろ!と指令を送る。
↓
脳が休まる手っ取り早い方法は、交感神経優位な状態から副交感神経が優位な状態に切り替わること。これには胃に食べ物が入り、消化運動が行われることが一番手っ取り早いわけです。
↓
食欲を出させる。
そして何となく食べたくなる。
心当たり、ありますよね。
このような緊急事態に生命を守ろうとする本能的な力を、
「自己保存の法則」といいます。
やせる公式はだだひとつ、
「摂取カロリー < 消費カロリー」
これだけです。これしかありません。
年齢とともに太りやすくなるのは消費カロリーが減るためです。
運動量が落ちるのはもちろんですが、
基礎代謝も落ちることがさらに大きな原因です。
そしてストレス。
年齢とともにストレス増えますよね・・
となれば太らない体質になるためには、
・基礎代謝を上げる(とくに下半身の筋肉量を取り戻す)
・基礎代謝が落ちている分の食事量を減らす
・ストレスをコントロールする
ということになりそうです。
ちなみに東洋医学では肥満を「肥貴人(ひきじん)」とか「肌膚盛(きふせい)」といいます。上記の3つの中で鍼灸が効果的なのは、内臓機能を高め基礎代謝を上げることとストレスからくる食欲を抑えること。
健康は、
先ず引き算から。
身体によいとされる食事やサプリメントを摂っても、身体の引き算をしておかなければただの「飽食」です。
まずは身体をデトックスすることから始めてみませんか。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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