体を変えるにはまず水を変える
週1回ほどプールへ行き汗を流すことが、私の習慣の一つです。
泳いだ後に限らず、運動の後に飲むお水はとても美味しいものです。
今回はそんなお水についてのお話です。
人の体の大部分は「水」でできています。
乳幼児で約80%、成人は60~70%、老人でも50~60%を水分が占めています。
かなりの割合ですね。
これくらい大きな割合を占めている水は、体質改善に大きく左右します。
人の体は水袋の集合体のようになっており、細胞の中には水がつまっています。
そこが汚れてしまうと、代謝が悪くなり老廃物もたまるので太りやすくなります。
太らない体質をつくるためにも、毎日新鮮な水へと入れ替えていく必要があるのです。
水は次の3つの働きによって、内臓をサポートしています。
1.胃腸の流れをよくする
水を飲むと胃や腸で吸収され、血管を通って全身の細胞に運ばれます。
不用物を尿とともに排泄し、便通も良くなります。
2.血液やリンパ液の流れをよくする
水の体における最も大きな働きは、血液の流れをよくし、新陳代謝を活性化させること。
もし血液の質が悪くなると…
代謝が滞ってエネルギーの循環がうまく行われなくなり、脂肪がたまります。
3.体の細胞60兆個に入り込み、栄養を届けて老廃物を運び出す
全身の細胞に栄養素や酸素を運び、「代謝」を助けます。
老廃物の排泄もスムーズになるので、「デトックス」も促進されます。
このように体質改善に重要なお水ですが、どんな水を選べばいいのでしょう?
■ アルカリ性
妊活中、妊娠中に効果的なのは、アルカリ性の水です。
健康な人の体液は、PHがだいたい7.4と弱アルカリ性なので、アルカリ性の水は体との相性が良く、吸収率も高くなります。
人間の体は疲れてくると酸性に傾き、新陳代謝が滞り、脂肪や糖の分解も悪くなります。
こうなってしまった場合、アルカリ性の水を飲めば、再び新陳代謝が活性化され、脂肪や糖の分解を促せます。
おすすめのアルカリ水
・キリン アルカリイオンの水
・クリスタルガイザー
・六甲のおいしい水
・富士山のバナジウム天然水
・天然アルカリイオン水 温泉99
■ 酸性
酸性の水の良いところは、抗菌作用があるところです。
風のひき始めなど、弱酸性の水でうがいをすると効果的です。
また、「炭酸水」は疲れ物質の乳酸を中和する作用があるので、疲れをとるのに効果的です(私もよく飲んでます)。
ただし、注意点もあります。
体を酸性に傾けてしまうので、日常的に飲むことはおすすめしません。
結論としては、炭酸水などの酸性の水は疲れた時に使い、長期的に飲むのはアルカリ性のお水を選ぶとよいでしょう。
普段なにげなく清涼飲料や甘いラテなどに依存し、喉を潤すことが習慣になってないですか? まずはそのような時に飲む水から変えてみてください。
体の中からキレイになり、体質が変わってくるはずです。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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