骨盤内の血流をよくするストレッチ
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
前回の記事では不妊に対して、骨盤内の血流を増やす重要性についてかきました。
今回はその血流量を増やす手段の一つである「呼吸」のためのストレッチをご紹介しますね。
①仰向けになり写真のように両腕を上げてバンザイの姿勢をとり、膝を軽く曲げます。
←足枕を膝下に入れてます
②そのままの姿勢で腹式呼吸をしていきます。息を大きく吸ってお腹を大きく膨らませてください。
←息を吐きお腹を凹ませる
③今度は息を吸い大きくお腹を膨らませます
←息を吸いお腹を膨らませる
そのまま腹式呼吸を10回続けます。
吐いてお腹を凹ましたときに、腹圧により腰と骨盤を地面に押すようにすることがポイントです。くり返すうちにお腹が上下に大きく動くようになり、腰と骨盤の動きもスムーズになる感覚が分かるでしょうか?
実はこの方法は慢性的な腰痛持ちだったり、脊椎分離症・すべり症の人にも有効なエクササイズでもあります。腰椎そして骨盤、横隔膜や腹横筋など。呼吸をするときに動く一連の組織の動きがスムーズになり、鍛えられます。
不妊の話に戻りますが、骨盤や腔の血液・リンパ液など古いものが溜まると何が悪いのか?
それは、新しい血液が入って行けないからです。
空いたスペース(骨盤内)に新しい血液が入るというのが妊活ではとても大切なので、ホルモンが血液によって運ばれる以上、古い血液が残っている骨盤は、やはり望ましくないのです。
このエクササイズを一日一回続けてみてください。
できれば夜寝る前に行い、一日の疲れで過緊張しているお腹と骨盤を緩めてから就寝することで、睡眠の質も一層よくなります。今まで浅くて緊張した呼吸しかできなかった人も、自然な呼吸が身につきしっかりと息を吐けるようになるはずです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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