冬の食養生
かなもり鍼灸治療院の金森です。
当院の窓際では植物を育てています。
患者さまに頂いたものですが、植物名は分りません・・
植物は冬に力を蓄えることで、春に芽吹き花を咲かせるんですね。寒い冬でも、植物の手入れはかかせません。
東洋医学の概念では冬の臓器は「腎」。
腎とは成長や生殖、若さを担当する臓器です。
そのため、不妊といった婦人科系のトラブルへの体質改善において、冬の過ごし方はとても大切です。
かなもり鍼灸治療院では不妊鍼灸も行っていますが、冬は妊娠報告が比較的多い季節でもあります。年が変わり1月になり、すでに3名様から妊娠のご報告を頂戴してます。
「妊娠できるのか・・」という不安から「健康な赤ちゃんが生まれるのか・・」という不安への変化。妊娠とは次の不安へのスタートのようですが、せめてポジティブな気持ちでマタニティ生活を送ってもらいたい。
そのため、当院では妊娠中の施術も行っています。
話は腎に戻りますが、
生命力を補う(補腎)ための食材は「黒い物」と「ネバネバした物」です。
具体的には、黒豆、黒ごま、黒きくらげ、海苔などの海藻類、なめこ、山芋など。
黒豆はイソフラボンが豊富なため、婦人科系のトラブルでお悩みの方にはとてもおすすめな食材です。
さらに腎は「鹹味」(かんみ)といって、塩辛い味を好みます。海藻類はミネラル分が多いため、腎気を高めてくれるので、習慣的に摂りたい食材です。
「元気があれば何でもできる!」
今年も体のケア、大事にしたいですね。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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