冷え取りのツボ「湧泉」
足の裏にある「湧泉」(ゆうせん)というツボは冷えを取る名人。
とくに腰からお尻、
そして下腹部から下肢にかけての冷えによく効くツボで、文字通り血流を流すパワーが泉のように湧いてきます。
さらに腎臓の機能を高め水分と体温の調整機能を高めるという、人間にとって根幹となる力を強くするツボとも言えます。
ツボの取り方は、
足の指を足ウラ側に曲げたときに凹んだところ。
押すと重い痛みを感じますがその痛みの感じ方が変わるまで、または足が温かくなるまで押してみましょう。
強く押す必要はありません。
ゆっくり、グイ~と、足に感謝しながら押すことがポイントです。
そうやって自分の足を触る習慣って実はとっても大事。
手に比べほとんど忘れられた存在ですから。
湧泉だけでなく足指も一本一本触りながら感覚を感じてみましょう。
そんな「足習慣」を日常的に取り入れることで、足は変わっていきます。
・足先まで血液が必要だと脳が感じ血流を促し始める
・足の感覚や運動神経が取り戻され動きが良くなる
・固まっている足の関節の動きが良くなりケガの予防になる
ちなみに足の骨の数は左右合わせて56個。
全身の骨の4分の1がこの足に集中しています。
なぜか?
衝撃を和らげるためです。
多くの小さい骨がたくさんの関節を作り、
さらに関節が「遊び」を作ることで様々なケガから身体を守るのが足の役割です。
そのことを知ってからぼくは、
足を大事にするようになったのでした。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
トラックバック URL : | トラックバック(0)
コメントを残す