100歳まで直立でいるための体操とは・・
皆さんこんにちは。
今年の夏は我が子の自由研究のために「国立科学博物館」へ行き、「人類の誕生」について一緒に学んできました。
(写真は同館のネアンデルタール人の骨格を復元した模型)
突然ですが、ぼくたちの祖先といわれる猿人たちは、どのようなきっかけで直立二足歩行を獲得したかご存知ですか?
それは、家族のもとにに食糧を運ぶためです。
生物学的には当時非常に弱かったぼくたちの祖先は、安全な場所で待つ家族のためにより多くの食糧を運ぼうと進化したため、直立二足歩行を獲得したようです。
現在でも二足歩行をするオラウータンなどはいるようですが、直立二足歩行をマスターしたのは人間の祖先だけです。その「直立」に進化したことで、首が縦に変化し喉頭が下がったために咽頭が長くなり発達した。
そのため複雑な発声、発音ができるようになったのですね。
さて、四足歩行の生き物とぼくたち人間の筋肉においての大きな違いは「おしりの筋肉」である、ということを前回のブログで書かせてもらいました。
今回はそのおしりの筋肉を鍛えて、さらに姿勢をよくするための体操をご紹介します。
とっても簡単です。
①仰向けで膝を曲げた姿勢をとります
(足は肩幅ほど開きましょう)
②おしりを上方に持ち上げていき、姿勢を5秒間キープします
(背中からももまでが一直線になるのが理想ですが、最初はできるところまで持ち上げて無理をしないようにしましょう)
③最初の姿勢に戻って終了です
(これを3回行います。慣れてきたら10回頑張ってみてください)
おしりの筋肉を鍛える体操はたくさんありますが、同時に背骨のストレッチもできることと、高齢の方や腰痛持ちの方も安心してできるのが、この体操の特徴です。
長い年月を経てせっかく獲得した直立を退化させないためにも、
今できることから始めてみませんか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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