踵(かかと)で立つと解かること
" 整体 "
こんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
皆さんは立っている時の重心って、意識することはありますか?
今回は重心のお話です。
左右両足とも踵(かかと)で立つと、身体にはどんな変化があるでしょう。
試しに踵で立ってみます。
踵で立ってみると、まず背中が丸くなります。
重心が後ろになるために身体が後ろに倒れないよう、頭を前に出すことでバランスを取ろうとするのです。
結果的に背中が丸くなり、猫背になります。
骨盤は後傾し、腰の筋肉は緊張します。
次に足を見てみます。足指は上に反るはずです(浮指)。
この場合も身体が後ろに倒れないよう「すね」にある前脛骨筋が収縮し、
結果的に足指が反ってしまいます。
踵で立つことで起こる身体の変化は、
普段後ろ重心気味になっている人にも起こっています。
後ろ重心になっている人は、足の指が「浮指」になってしまいます。
後ろ重心になっている人は、すねの筋肉「前脛骨筋など」が固くなり盛り上がってしまいます。
後ろ重心になっている人は、踵に痛みが出たり踵の脂肪組織が「つぶれる」ため踵が大きくなっています。
後ろ重心になっている人は、猫背になるか首の筋肉が固まってしまいます。
普段何気なく立っているとき、足は踵・中足骨・足指の3点で立つことが大事です。後ろ重心のクセにより衝撃が踵に集中し、下肢や腰への負担を高めてしまうからです。
次回のブログでは、そんな後ろ重心のクセを改善させるコツをお伝えします。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: 整体.
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