眼精疲労にはこんなツボもあり
皆さんこんにちは。
春しか花や木って見てないと感じています、
かなもり鍼灸治療院の金森です。
普段は近視眼的になりがちで、
遠くを見ることを忘れているようです。
皆さんは普段目をいたわっていますか?
今年から掲げた「自分ルール」の一つに、
「ネットを見るときはできるだけパソコンで」
というものがあります。
自宅にも治療院にもパソコンは置いてますが、
ついつい簡単に見られるスマホを何となくだらだらと見てしまうクセがあります。
パソコンに比べて目がとても疲れるのと、
時間を無駄にしないために自分にルールを設けたわけです。
鍼灸師という仕事はデスクワークこそ少ないものの、
手先や目先にはとても集中するために意外と目を酷使する職業です。
「生涯現役鍼灸師」を志しているため、
大事な道具の一つである目も大事にしていきたいものです。
今回は目の疲れを和らげるツボのお話を少々。
東洋医学では春は肝にあたります。
そして肝は目を司る臓器ゆえ目の疲れを訴えやすい時期とも言えます。
足の冷えとのぼせをともなう「肝気鬱血型」の目の疲れも、この時期には多いのです。
目の周りにもたくさんの目の疲れを取るツボはありますが、しつこい眼精疲労には首や足にある二つのツボを押してみましょう!
①まずは首と頭の境い目にあるツボ「風池」(ふうち)
解剖学的には胸鎖乳突筋隆起と僧帽筋筋隆起との中間にある陥凹部。
後頭部の一番下の凹んでいるところから押しながら下に行くと、一番痛いか気持ちのいい所がツボです。
下の写真のように押す反対側の手で頭を支えるとしっかりとツボに入ります。左右とも押してみてください。
人目が気になる場合はさりげなく押すに留めましょう。
②足にあるツボ「眼睛」(がんせい)
足の甲側で人差し指と中指の骨の間にあります。
涙の分泌量が減ってしまうドライアイにもよく使用されるツボです。
骨と骨に挟まれているツボですが、
親指の面全体で目を閉じながら押すとよく効きます。
ぜひ今回の二つのツボ、
活用してみてください。
目の疲れ予防についてもう一つ。
「20ー20-20ルール」(トリプルトゥエンティルール)というの知っていますか?
これは、
「20分デスクワーク作業をしたら20秒間、
20フィート(約6メートル)先を見る」
という目を疲れさせないためのルールで、
アメリカから発せられているものです。
簡単なルールですがこのルールを作業中忘れないように実行するのも、目をいたわるには有効です。
いつまでも遠くを見続けるために、
今からできることを実践していきましょうね。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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