顔を老けさせる原因とは
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
その昔、「老け顔」という言葉に恐怖を感じた青春時代がありました。
10代のころから年齢よりも上の見られがちだった私は、自己紹介などで自分の年を言わねばならない時、相手の反応などがとても気になっていたのです。
今ではそんなことすっかり気にならないくらいに「オヤジ 力」を身につけた私ですが、できることならやはり自然に、ステキに年は重ねていきたいものですね。
長い人生ですから、なにも急ぐことはないのです。
さて、顔を老けさせる一番の敵って何だとおもいますか?
それは「たるみ」です。
顔にたるみが生じると整っていた輪郭がくずれてぼんやりとした顔だちとなります。
顔面のシルエットそのものを変えてしまうため、
肌のくすみや肌荒れよりも顔を老けさせる原因となるのです。
皮膚と皮下脂肪は筋肉によって支えられています。
30代にもなると皮膚のハリを保つコラーゲンと水分が低下するため、筋肉の衰えが起こり顔のラインは乱れます。
そして低下しているコラーゲンと水分の流れを整えるもの、
それが美顔鍼の役目です。
たるみを起こすもう一つの原因があります。
それは腎の機能の低下です。
五臓の一つである腎は、体内の水分をコントロールする中枢です。睡眠不足や疲労、ストレス、などにより腎の働きが低下しがちだと肌のたるみを増強してしまいます。
美容鍼を受けてくれる方は当院でもとても多くいらっしゃいます。局所的に皮膚の状態を整え℟る施術を「標治法」。内臓の機能を高めたり身体の中から整えていく施術を「本治法」といい、東洋医学では基本的な考えです。
顔は内臓を映し出す鏡のようなもの。顔を整えることは自分の体を知ることから始まります。
顔面の血流と、気の流れをよくするために簡単に押せるツボがあります。
合谷(ごうこく)は人差し指と親指が合流するところから、少し人差し指の方へ入った場所。
押すと「響く」感じがするところです。
頭痛や歯の痛み、緊張やストレスで顔が強張っているときに押すと素早く顔面筋が緩むツボです。
テレビを見ながら、
通勤電車の中、
仕事中の空いた時間、
鏡の前で「おやっ」と感じたとき・・
そんなときは合谷を押しましょう。
顔の表情が和らぎ、血流がよくなるはずです。
ツボはいつもあなたの味方です!
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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