受験と鍼灸
受験による疲労から体調を崩す学生が、毎年何名か来院されます。
症状は、朝起きられなくなる、頭痛、息苦しさ、めまい、腹痛、 やる気が起きないなど、様々です。
不調を起こしやすい体の特徴をあげるとすれば、それは猫背です。
長時間の勉強は長期戦です。
私は水泳をしてますが、 水泳でも姿勢の悪い泳法はすぐに疲れます。
姿勢の悪さとは、筋肉の低下であり体力の低下です 。
姿勢の悪さにより背骨に歪みが起きると、 とくに首や肩周りの血管や神経を圧迫しやすくなり、 身体の不調につながります。
「上気」といって脳や上半身にエネルギーが集まりすぎて、血液や脳脊髄液の流れが悪くなり、身体の機能低下が起こります。
歪みなどからくるこのようなストレスを「構造的ストレス」といいます。
もし我が子の心のストレスまでわからなくても、 姿勢は見てわかりますね。
「猫背が何だ、健康じゃー」
と言い返されたら上記のような、猫背のデメリットを教えてあげるとよいかもしれません。
鍼灸院での施術は「百会」など気を下げるツボを中心に刺鍼し、自律神経を調整します。さらに猫背矯正も併用して行います。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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