健全な精神は何から・・?
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
ある20歳の女性。
強い肩こりと頭痛。そして朝のダルさと本人いわく「ウツっぽい」感じ。そして冷え。
姿勢はかなりの猫背で本人も気にしています。
体温とメンタルは関係しています。
体温が低いとメンタルも落ち込みやすいものです。
メンタルのコントロールとは、
体温のコントロールとも言えなくはありません。
そして身体の熱のほとんどは筋肉でつくられます。
熱を生み出す筋肉をつかって生活することが体温のコントロールのカギとなります。
熱を生み出す→ミトコンドリアを使う。
では効率的にミトコンドリアを使うには・・
筋肉には速い動きをする速筋と、持続的にはたらく遅筋があります。
ミトコンドリアが使われやすい有酸素運動では、遅筋が主に使われます。
持続的にはたらく遅筋、つまり姿勢を維持するために働く筋肉の多い、背中の筋肉を使えば効率的に体温を上げられるのです。
先ずは背筋を伸ばすこと。
人は放っておくと、ついつい楽な姿勢をとりがちになります。
猫背になるのは、背中の筋肉が弱っている証拠。
どのような時でも背筋を少しだけ伸ばしましょう。
そして両方の肩甲骨を両耳に向けてできるだけ高く上げます。
普段縮みがちな背中の筋肉が伸ばされているのを感じますか?
そしてストンと脱力して肩甲骨を下ろします。
そうです。
先日引退した競泳の北島選手がスタート前にする動きと一緒です。
普段から背筋を伸ばす。
縮んだ筋肉が伸ばされ、背中の筋肉の機能が回復する。
良い姿勢が持続されやすくなり、ミトコンドリアが使われる。
代謝がよくなり体温が上がる。気持も高まる。
健全な精神は健全な姿勢から宿る!
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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