○○の秋
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
今年は急激な温度変化や台風による気圧変化の多い夏でしたね。
自覚のある無しにかかわらず体を消耗してしまう気候が続いているので、
しっかり睡眠時間を確保しましょう。
さて、秋といえば「○○の秋」というワードが話題になることも多いですよね。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…といったように、様々な秋があると思いますが、何故このように「〇〇の秋」が広まっていったか、ご存知ですか?
実はしっかりとした理由があるんです。
例えば「読書の秋」には、秋の気候が読書に適しているからという理由があると言われています。
人が集中するのに適した気温は18度前後で、秋ごろの気候と一致します。
春から夏にかけても同じ気温になりますが、梅雨が重なり湿度が高くなるために、集中力が落ちてしまうんだそうです。
また、唐の歌人 韓愈(かんゆ)が詠んだ『灯火(とうか)親しむべし』という詩にも由来していると言われています。
この詩は、「秋は涼しく夜長なので、夜に明かりを灯して書物を読むのに適している」という意味があり、夏目漱石がこの詩を「三四郎」という小説の中で取り上げたことから、世間一般に「読書の秋」が広まったと言われているそうです。
ぼくはこの秋、鍼灸学校時代に買ったまま、
とうとう読まずに今まで来てしまった「鍼灸真髄」(医道の日本社)を読破するための、読破の秋にすることにしました。
皆さんはどんな秋にしますか?
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
コメントを残す