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冷え症のツボ「湧泉」(ゆうせん)

" 鍼灸 "

2018年9月19日

皆さんこんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

 

 

涼しい日も増えて、過ごしやすくなりましたね。

しかし猛暑のあとの皮膚の毛穴は開き気味で、冷えの影響を受けやすいので注意しましょう!今回は足先の冷えについてお話しします。

 

 

足先の冷えるのは、

意識が上半身にいき過ぎている時に起こることが多いです。

長時間のパソコンによる脳と目の酷使や、ストレスによる過度な緊張など・・

 

 

意識が上にいき過ぎると上半身に熱がこもるため、下半身に血液が行き届きにくくなります(上実下虚)。交感神経過剰となり、筋肉も緊張し血流を悪くします。

さらに血流が上半身に偏り、のぼせやすくなります。

これが「冷えのぼせ」です。

 

 

そのためにできることは、

「足で考える」ことです。

 

 

左右のどちらに重心がのっているか。

踵だけに重心が偏ってないか。

踵と足の指で地面を踏めているか。

指先で地面を蹴れているか。

 

 

日ごろから足で考えるように、足先を意識することを習慣にしましょう。

どこにいても、どんな姿勢でも。

簡単ですが習慣にするには少々根気もいります。

停止していた足のさまざまな循環機能が活動し始めるはずです。

 

 

写真の「湧泉」(ゆうせん)というツボは、冷えの特効穴の一つです。そこにお灸、または親指で押すだけでも足がポカポカしてきます。

 

 

 

さらに腎臓の機能を高め水分と体温の調整機能を高めるという、人間にとって根幹となる力を強くするツボとも言えます。

 

 

ツボの取り方は、

足の指を足ウラ側に曲げたときに凹んだところ。

押すと重い痛みを感じますがその痛みの感じ方が変わるまで、または足が温かくなるまで押してみましょう。

 

 

長い間悩まされてきた冷え症体質、

この秋こそ一緒に変えていきましょう!

 

 

 

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 鍼灸.
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