体内の湿気をとる方法とは
" 食養生 "
こんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
暑い季節なのに急な首の痛みや、ぎっくり腰の問い合わせが最近は多いです。
実は夏の暑い季節は、高温多湿の天候や体内の水分バランスの影響で、体が湿気りやすい時期です。
人間の体は、湿気ると熱を持つことがあります。
東洋医学ではこれを「湿熱」(しつねつ)といいます。
体が湿熱の状態になると、それまで抑えられていた関節痛や神経痛がじわじわと出できてしまうことがあるのです。
このような状態の体は、体内から湿気を取り除くことで、体調を整えられます。
まずは食事と排泄。
解毒作用のあるゴボウと除湿作用の強い豆類、トウモロコシや枝豆もおすすめです。
トマトやキュウリなどの夏野菜も利尿作用が高く適してますが、冷え性体質の方は取り過ぎないようにしましょう。
体内の過剰な水を出すのは尿や大便です。除湿作用のある食材をバランスよく摂り、安定した排泄をこの時期はとくに心がけてください。
その他、除湿作用として運動をして汗をかくことが有効です。
本来なら汗をかきやすい暑い時期でも、冷房などの快適すぎる環境により、汗の量が少なくなっていることがよくあります。
普段快適すぎる環境にいる人ほど(私もですが・・)、汗をかく習慣を意識的に作りましょう。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: 食養生.
トラックバック URL : | トラックバック(0)
コメントを残す