もみじの意外な効能
" 食養生 "
「もみじ」とは、落葉樹が秋に落葉する前に葉が赤色に変化する現象を言います。
カエデ以外の落葉樹でも起こる現象ですが、「もみじ」の代表はやはりカエデの仲間であり「もみじの葉」と言えばカエデの葉を指します。
「もみじ」の言葉の由来は、草木の葉が赤や黄色に色づく動詞である「もみづ」に由来しているようです。
「こうよう」には「黄葉」と「紅葉」があります。
落葉樹は秋になると、葉を枝から切り離す準備を始めます。この時、水や栄養が葉に行き渡らなくなるので、緑色の葉緑素が壊れ葉が色褪せることになります。
この時にもともと葉に含まれている黄色い色素が目立つようになることが「黄葉」です。
カエデの仲間などでは葉の中で「アントシアニン」という赤い色素が作られ、葉を赤くすることが「紅葉」です。
もみじには、あまり知られていない効能もあります。
もみじの葉はポリフェノールを多く含み、糖の分解・吸収を抑制し血糖値の上昇を防ぐ働きをします。
もみじの抽出物を摂取していると、血糖値レベル、血中インスリンレベルの上昇が抑えられ、また体重増加や中性脂肪の上昇、総コレストロールの上昇も抑えられるのです。
そんなもみじの葉の調理方法では、「もみじ茶」や「もみじの葉の天ぷら」などが有名です。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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