春分の日について考える
" 雑記 "
こんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
3月は「春分の日」という祝日がありますが、どのような日かご存知ですか?
「昼と夜の長さが同じになる日」として知られてますが、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ祝日」と定められています。
古くからは農村で春の訪れを祝う日と同時に、先祖に感謝するお祭りを行っていたのが始まりのようです。
この風習が長く続いた後「春季皇霊祭」という宮中の先祖を祀る日となったことがきっかけで祭日となりました。そのため、今でも春分の日は「お彼岸」というイメージが根付いているのです。
太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日は、ご先祖様のいる「彼岸」と私達の世界「此岸(しがん)」が通じやすくなる日とされており、お彼岸はご先祖様に感謝を伝える期間とされ、供養を行う風習があります。
またお彼岸には代表する食べ物として牡丹餅(ぼたもち)がありますが、春の花である牡丹を模して作られていることから名付けられました。
地域によって差はあるものの、秋のお彼岸の「おはぎ(御萩)」と同じものを指し、「邪気を払う」という意味が小豆にあることから、ご先祖様へのお供えとして定着しました。お墓参りの際にお供えした牡丹餅は、その場で、もしくは持ち帰って食べるのが良いとされており、お供え物を食べることで供養にもなるそうです。
手を合わせるだけでひとは謙虚になれます。
謙虚な気持ちで春を迎えるためにも、今回は春分の日の意味を改めて考えてみました。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: 雑記.
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