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骨盤の歪みについて

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2024年12月11日

骨盤の歪みについてのご相談を受けることはとても多いです。

結論から言ってしまうと、人間は基本的に左足重心です。それにより骨盤の位置というものは変位するものです。

 

だから精密にみれがだれでも骨盤は歪むものであり(私も)、歪むことで身体のバランスを保っていられすのです。

それでもその歪みが強くなり過ぎると、痛みや体調不良にもつながります。

では骨盤の歪みが強くなり過ぎるとどうなるのか?

 

①背骨の土台となっているため、体全体のバランスが悪くなり、猫背や肩こり、腰痛、膝痛、顎関節症などの原因となる。

 

②女性の場合は骨盤内に子宮や卵巣があり、骨盤内の神経や血管などが圧迫をうけやすくなり、栄養や脳からの指令が行き届かなくなることがある。それにより生理痛や生理不順、冷え性の原因となる。

 

③内臓が下垂しやすくなり、 お腹もポッコリ出てきてしまう。また、正しい位置にない内臓は、働きが弱くなる。

 

④下半身と上半身の流れがスムーズでなくなるため代謝が下がり、冷え性やむくみの原因となる。

 

とくに女性の骨盤は排卵と生理に合わせて閉じたり開いたりという周期を繰り返します。出産のために骨盤と股関節が可動しやすくなっており、男性以上に骨盤は歪みやすいといえます。

 

まずはできることから、骨盤を歪ませる悪しきクセを見直してみましょう。骨盤を歪ませるクセとは・・

 

・足を組む:上方に変位した側の骨盤をさらに上方に変位させる

・横座り :上記の理由と股関節の外方への変位を強める

・片足に体重を乗せて立つ:過度な重心により重心側の仙腸関節の動きが悪くなる

・後ろ重心の立ち方:骨盤を後方に倒す

・自転車の乗り過ぎ:長時間の骨盤への過度な刺激により骨盤の変位を起こしやすくする

 

身体は歪めば歪むほど、歪みたい姿勢をとりたくなるものです。

骨盤が上方へ傾けばそれだけ足を組みたくなります。

それらをまず認識してそれ以上歪みを進行させないことが大切です。

 

そして歩くこと(これは重要)。

骨盤とは歩くために進化しました。荷物を持たないでスニーカーを履きながらのバランスの良い歩行は骨盤を本来の状態に修正する力を高めてくれます。

 

かなもり鍼灸治療院では骨盤矯正も施術しております。

しかし骨盤矯正と同じくらい大事なことは「骨盤に優しい生活習慣」です。

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: かなもり鍼灸治療院, 冷え症, 整体, 骨盤矯正.
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