腎の時間は何時?
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
夕方から出る足のむくみ、
足腰の痛み、だるさ、冷え、
耳鳴り、難聴、
など・・
これらはすべて、
腎の疲れからくるものといえます。
腎、つまり腎臓。
または副腎の働き。
私事ですが、
最近夕方から出る足のむくみが続いていました。
休憩なしの日が多かったことも原因でしょうが、
何より夜中1時以降に寝ることが多かったことも原因です。
腎臓の時間、それは午後11時から午前1時まで。
この時間に良質な睡眠をとることで、腎臓の疲れは回復していきます。
2、3日続けて午前0時には休みを取るだけで、
私のむくみは全く起こらなくなりました。
腎臓のツボの一つに「腎兪」というツボがあります。
腰の上部に位置するツボです。
冷え症や腰痛の方は必ずといっていいほどこの「腎兪」が硬化しています。
治療はまずこの硬結部分を取ることから始まります。
そして腎は生殖機能と関連する臓器です。
不妊の鍼灸治療でも、この「腎兪」のツボはよく使います。
「腎兪」に灸をくり返し、短期間で自然妊娠に至った例も多くありました。
むくみなどのように自覚症状がはっきりしていれば分かりやすいのですが、
生殖機能、ホルモンバランスへの影響は自覚しにくいものです。
腎をいたわる習慣、それが体質改善へとつながります。
その一つの習慣が睡眠です。
午後11時から午前1時。
この時間帯に少しでも睡眠の質を上げるようにしましょう。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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