骨盤はどれくらい開くのか
" マタニティ整体 "
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
「産後骨盤が開いて・・」
という相談をよく受けます。
本や雑誌の影響もあり、皆さん骨盤にはとても詳しく知っていますね。
妊娠中は「リラキシン」というホルモンの作用で骨盤は調整されます。
個人差はありますが、その作用により仙骨(骨盤中央)付近に痛みを訴える方もみられます。
骨盤が開くといってもその動きは大きくて3~4㍉程度。
その程度でも身体に大きな影響を与えることは確かです。
しかしお尻が大きくなるほど骨盤は開く訳ではありません。
産後身体が太くなる理由は、
構造的に骨盤が開くことよりも、
骨盤の変化による筋肉の使い方の変化と、妊娠中の筋力の低下による「基礎代謝」の低下にあるのです。
一説によると妊娠前と比べ、
産後の基礎代謝は20%低下すると言われます。
産後に筋肉量と基礎代謝が低下することは生理的なことであり仕方のないこと。
その低下を少しでも小さくなるよう妊娠中から意識することが、産後の体調や「体型戻し」のうえで大切です。
そして産後は子供への愛情と同じくらい、お母さんの体力・体調を取り戻していけるようお身体をいたわってあげてください。
産後始まる新しい人生を当院は応援しています。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: マタニティ整体.
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