右利きなのに左の肩がこるんですが?
" 肩こり "
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
「右利きなのに左肩ばかりこるのはなぜですか?」
今日はそんなご質問をいただきました!
こりには「実」と「虚」があるんです。
「実」とは過剰な状態。
「虚」とは足りてない状態。
利き腕を過剰に使いすぎ、筋疲労により起こるのが「実」の肩こり。
筋力不足などにより疲れやすくなっている側(利き腕でない側)に起こりやすいのは「虚」の肩こり。
筋力不足などによる機能低下や血流不足により起こりやすく、それゆえに慢性化しやすいのがこの「虚」による肩こりの特徴です。治療のポイントとしてはやはりインナーマッスルなどの向上。そして動きと血流不足により固まっている関節の「遊び」を取り戻すこと。
ところで筋肉というのは伸びたり縮んだりすることで血流が流れます。
だだでさえ重い腕をぶら下げて、さらに重力により下げられ続ける肩の筋肉は常に伸ばされ続ける状態となります。
このように
伸ばされ過ぎて酸欠しがちな筋肉にはどうすれば良いのか?
それは 縮めること です。
伸ばされ過ぎて酸欠気味な筋肉をさらに伸ばしても筋肉は休まりません。
そのような筋肉には肩のすくめるなどして、しっかりと縮めてあげましょう。
伸ばされ気味な筋肉は縮める、縮みがちな筋肉は伸ばす。
これがストレッチの原則です。
それにより筋肉は血流が行き届き、疲れにくくなるはずです。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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