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「どんな話もできる」は当院の強みの一つ

" 鍼灸院経営 "

2018年2月7日

皆さんこんにちは。

小さな鍼灸院、

かなもり鍼灸治療院の金森です。

 

 

お体と関係のない様ざまなお悩みもじっくり話して頂けることも、当院のような個人治療院の強みの一つです。

最近はこんなお悩みのご相談を受けました。

 

 

「うちの子、スイミングで昇級できなくて・・」

 

 

聞いてみると、幼稚園の女の子の娘さんは、15mクロールのクラスで練習してますが、まだ25m泳げないため、なかなか次のクラスに進めないというお悩みでした。

 

 

幼稚園児で15mクロール!!十分凄いです。

 

 

元三流スイマーだったぼくの経験上では、幼少期に25m泳ぐ体力は、そんなに急いでつけなくてもよいです。

距離よりも技術(フォーム)にこだわること、

そっちの方がもっと重要です。

 

 

今泳げる15mを、さらにきれいなフォームで泳ぐ。

きれいなフォームになれば必然的に水の抵抗が少ないフォームとなる。抵抗が少ないフォームはいずれ100m泳ぐ時期がきたときに、余分なエネルギーを消耗せずに完泳できるようになるわけです。

 

 

親心というものは5m泳げるようになると、ついつい「さあ次は15m」とスパルタ指導になりがちです。

それよりも短い距離をきれいに楽しく泳ぐ、そんな時期を十分味わいましょう。

 

 

フォームを身に付けずに、無理して体力ばかりつけても、

フォームがきれいな子にいずれ追い越されます(ぼくがそうでした・・)。

 

 

泳ぎ方一つでこんなに楽に泳げる、早く泳げる。

そんな楽しさを知ることが、

水泳を末永く続けるためには必要です。

 

 

そのようなお子さんのことや親のこと、仕事や人間関係、夫婦関係。いろいろな悩みを打ち明けてくれることは、

一人の治療家としてとても嬉しいことです。

 

 

そしてそんなお悩みとじっくり語り合えることも、

プライベートな個人治療院の「強み」の一つです。

 

 

一人鍼灸院である当院では一日に施術できる人数は限られ、頑張っても13~14人程です。

 

 

施術者を増やすことは簡単ですが、それによるトラブルや苦労も勤務時代に散々味わってしまったため、今は一人治療院というものに「誇り」を持って励んでいられます。

 

 

そうは言っても予約がいっぱいでせっかくのお電話をお断りする時は、

唯一申し訳なさを感じる時ではありますが・・

 

 

それでも自分に今何ができるか。

限られた時間をどのように使うか。

 

 

 

小さな鍼灸院の経営者として何ができるのか、

これからも考えていきたいとおもいます。

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 鍼灸院経営.
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