冷え症のツボ「湧泉」(ゆうせん)
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
涼しい日も増えて、過ごしやすくなりましたね。
しかし猛暑のあとの皮膚の毛穴は開き気味で、冷えの影響を受けやすいので注意しましょう!今回は足先の冷えについてお話しします。
足先の冷えるのは、
意識が上半身にいき過ぎている時に起こることが多いです。
長時間のパソコンによる脳と目の酷使や、ストレスによる過度な緊張など・・
意識が上にいき過ぎると上半身に熱がこもるため、下半身に血液が行き届きにくくなります(上実下虚)。交感神経過剰となり、筋肉も緊張し血流を悪くします。
さらに血流が上半身に偏り、のぼせやすくなります。
これが「冷えのぼせ」です。
そのためにできることは、
「足で考える」ことです。
左右のどちらに重心がのっているか。
踵だけに重心が偏ってないか。
踵と足の指で地面を踏めているか。
指先で地面を蹴れているか。
日ごろから足で考えるように、足先を意識することを習慣にしましょう。
どこにいても、どんな姿勢でも。
簡単ですが習慣にするには少々根気もいります。
停止していた足のさまざまな循環機能が活動し始めるはずです。
写真の「湧泉」(ゆうせん)というツボは、冷えの特効穴の一つです。そこにお灸、または親指で押すだけでも足がポカポカしてきます。
さらに腎臓の機能を高め水分と体温の調整機能を高めるという、人間にとって根幹となる力を強くするツボとも言えます。
ツボの取り方は、
足の指を足ウラ側に曲げたときに凹んだところ。
押すと重い痛みを感じますがその痛みの感じ方が変わるまで、または足が温かくなるまで押してみましょう。
長い間悩まされてきた冷え症体質、
この秋こそ一緒に変えていきましょう!
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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