骨盤内のうっ血と不妊の関係
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
不妊体質を改善していくために重要なことの一つに「骨盤内の血液循環をよくすること」があります。大げさではなく、これを改善するだけで妊娠する人が本当に多いです。
なぜでしょう?
まずは「骨盤内はうっ血する」ということからお話ししますね。
うっ血するということは、骨盤の構造に問題があります。
実は骨盤は構造的に血液が溜まりやすい作りになっています。
先ほど骨盤内の血液循環と言いましたが、まず骨盤の構造からイメージしてみましょう。
直立二足歩行を極めた人間の骨盤は「立って」います。
逆に牛や馬の骨盤は横向きに「寝て」います(彼らは私たち人間と違い妊娠上手です)。
※写真は動物のものではなく人間の骨盤模型です
同じ哺乳類なのに骨盤の構造も全く異なっています。
人間の骨盤のように「立って」いると、下方に古い血液が溜まってしまいます。
牛や馬みたいに横向きの方が、血液は戻りやすいのは明らかです。
夕方に足が浮腫むほど立ちっぱなし、または座りっぱなしだと、骨盤内も水分でいっぱいになってしまいます。古い血液やリンパ液が溜まって、新しい血液が届きにくくなり、骨盤内の循環を悪くしてしまいます。
「骨盤内の血液循環をよくすること」の重要性、お分かりいただけましたか?
次回は、この血液循環を良くし、古い血液やリンパ液を改善するための方法の一つをご紹介しますね。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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