骨盤底筋が持つパワーとは?
" 不妊鍼灸 "
皆さんこんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
「骨盤底筋」(こつばんていきん)という筋肉をご存知ですか?
最近は雑誌やメディアなどでもやや専門的な健康情報が多くなっているので、ご存知の方もいるかもしれません。
骨盤底筋とは骨盤の一番下にありフタをするように存在し、内蔵が落ちないように(下がらないように)支えるための筋肉です。
写真AC
この筋肉が弱くなると内蔵の重さに耐えられずに、子宮は骨盤に落ち込み、うまく機能できなくなります。子宮脱を起こすのも、この骨盤底筋が弱くなることが原因の一つといわれます。
また、産後に尿漏れの悩みを抱える女性は多いですが、妊娠中に子宮を支え続けた骨盤底筋が産後急激に緩み、骨盤内に内臓が落ち込むことで膀胱を圧迫する尿漏れもあります。
その他にも産後に骨盤底筋の機能低下を長引かせることは様々な問題に繋がります。
例えば、骨盤底筋は腹横筋や横隔膜とともに、腹圧のコントロールをする筋肉の一つです。
産後に腹直筋が緩むことで、腹圧が前方に逃げます。さらに骨盤底筋が緩むことで、腹圧が下にも抜けてしまいます。
実は骨盤底筋を含めたこれらの環境を整えることが、二人目不妊の問題解決のヒントになります。
かなもり鍼灸治療院では二人目不妊でお悩みの方には、この骨盤底筋の機能を高めるための体操を指導しています。その体操の仕方については、またの機会にご紹介したいとおもいます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: 不妊鍼灸.
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