下腹ぽっこりの原因とは・・
こんにちは。
かなもり鍼灸治療院の金森です。
施術中「胃腸が弱くありませんか?」と質問すると、
「どうして分かるんですか?」とびっくりされることがあります。
胃腸が弱っているかどうかは、人目でわかります。
それは「胃腸が弱い人は下腹部がぽっこり出やすい」からです。
下腹部が出る原因の一つは「内臓下垂」です。
内臓下垂とは、内臓が本来の位置より下に落ちてしまうこと。
胃や腸に起こることがもっとも多いです。
下垂とはいいますが、胃や腸の下部が伸びるという方が正確かもしれません。下垂してしまう臓器は働きが悪くなってしまいます。
さらに内臓が下垂してしまうことで臓器の中でも一番下に位置する子宮や泌尿器系が圧迫され、機能を低下させやすくもなります。
東洋医学では中気下陥(ちゅうきかかん)といいます。
そのような場合の鍼灸施術は、みぞおちと臍の真ん中に位置するツボ「中脘」(ちゅうかん)への施術で胃腸の機能を高める施術を行います。
そして内臓下垂の予防は、
やはり「早食いや大食いをやめること」です。
よく噛んで食べると食べ物は長時間胃に滞在しないため、速やかに腸へと移動します。
反対にあまり噛まずに食べると消化に時間がかかるため、食べ物が長時間胃に滞在してしまい、胃が重くなることで下がってしまうのです。
「いただきます」の本来の意味は、
自然から命をいただくことへの感謝の言葉です。
スマホを見ながら食事をしたり、ただ空腹を満たすだけの食事になっていないでしょうか?(ぼくはなってました)
日々の食事が約3ヶ月後の自分の身体を作ります。
今の自分の健康は、今までの食べ物から授かったものです。
今後さらに健康への関心が高まっていくことでしょう。
食べもの、運動、東洋医学などが今まで以上に見直されていくはずです。
まずは今からできる、
「食べものを味わい感謝すること」から習慣にしていきましょう!
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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