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不妊鍼灸の症例6 女性 34歳 主婦

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患者

女性 34歳 主婦

来院

2016年 5月

症状

二人目のお子様を希望するも3年間授からず。

さらに1年前より産婦人科でタイミング指導を受けるが結果が出ないため当院を受診。

 

既往歴(これまでにかかった病気)

肩こり、眼精疲労、末端冷え症(とくに足)

施術と経過

病院では「黄体機能不全」との診断。基礎体温表では高温期が不安定な場合が多い。

足や骨盤の冷えがかなり強いのと出産を経験している人特有の骨盤の動きの悪さがあったため、骨盤矯正も併用した。仕事などによるストレス性の胃の不調があるため、胃腸に対する鍼灸治療も行いながら2週間に1度のペースで通院してもらった。

 

とくに使用したツボはお臍横の「水分」、下にある「関元」、足にある「三陰交」。ちなみに「三陰交」は足首内側にあるツボで、このツボの温度は子宮の温度とも云われるツボ。

 

4回目の来院時には強かった足の冷えに改善がみられた。その時期から病院でも卵胞の育ちが良くなってると言われる。

7回目の来院から数日後、陽性反応が出たと電話を頂いた。

 

生活指導

パートではデスクワークにより股関節がとても固かったため、股関節のストレッチを指導。その他「三陰交」などへの自宅灸も指導した。

 

※施術の効果には個人差があります

まとめ

出産や育児というのは生命力の土台である「腎気」を一時的の落とすもの。本来時間をかけて回復していくものだが、様々な理由で回復しない場合は「二人目不妊」となりやすい。

 

「二人目不妊」は落ちてしまった下腹部のエネルギー、血流を鍼灸により高めるようにすることで、他の不妊のご相談に比べ格段に早く妊娠に結びつくことが多い。

 

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