不妊鍼灸の症例8 女性 40歳
" 不妊 "
患者
女性 40歳 パート
患者
2015年 7月
症状
4年前自然妊娠するも流産された。
その後不妊専門クリニックにて体外受精へ進んだ。5回行うも妊娠しなかったため、体質改善を考え鍼灸を選択してくれた。
既往歴(これまでにかかった病気):子宮頸がん 膀胱炎
施術と経過
腹診では、お腹の硬さはそれほどなかったが、足首のツボ「三陰交」の圧痛が強く、足首まわりがとても冷たかった。
「三陰交」への鍼と灸と背部の「腎兪」「膏肓」。腹部の「関元」などのツボへの刺鍼を毎回の施術で行う。
(足首の「三陰交」というツボは逆子の時も使用するツボ。その際「三陰交」へお灸をしていると「赤ちゃんが動き始めました!」とよく言われる。それだけ子宮と関係が深いツボと言える)
約1か月後に採卵を予定していたため、週1回から2回のペースで通院。
その後、採卵は予定通りでき「グレードがとても良かった」との報告。
さらに、2か月後に予定している移植に向けて1~2週間に1回ペースで吸角と骨盤調整も取り入れ施術継続した。
移植後、彼女得意の「フライング」により「先生やっぱり今回も駄目でした」と報告。その2日後クリニックで妊娠とわかり、メールで報告を頂く。
現在(H28年3月)当院への通院はしていないが出産に向けて身体は順調とのメールを頂いている。
(鍼灸施術の効果には個人差があります)