坐骨神経痛の症例4 女性 60代
" 坐骨神経痛 "
患者
女性 60代 自営業
来院
2018年 6月
症状
主訴:左坐骨神経痛、腰痛
既往歴:糖尿病、肩こり
以前より慢性的な腰痛があったが、3ヶ月前ぎっくり腰を起こし、右下肢のしびれを伴う痛みが出現した。
病院では「坐骨神経痛」と診断され、電気療法等のリハビリをしていたが、ほかに何か手がないものかと美容院の方にご紹介いただき来院。
歩く際、左足をつくと腰から左下肢にかけての痛みがとても強いため杖を使用している。
触診では左の中殿筋と梨状筋、膝裏に強い圧痛がみられた。
左足首に腫れあり。
施術と経過
圧痛のある中殿筋、梨状筋、腰部への筋膜リリースを行う。
「腎兪」「大腸兪」「鶴頂」「委中」への鍼施術。
その後「委中」以外のツボへの灸。
圧痛のあったツボの痛みが軽減した時点で、初回の施術は終了。
1週後、2回目の来院時もほぼ同様の施術を行う。
3回目の時「かなり良くなった」と来院時に言われた。
初回から4週後の4回目の来院時には、杖もつかずに腰は直立して歩いていた。その後は予防的に月1回の鍼灸施術を継続してくれている。
※鍼灸施術の効果には個人差があります。