腱鞘炎の症例
腱鞘炎(けんしょうえん)の症例
すべての症例を掲載するのが困難なため一部を紹介します。
また、施術の効果には個人差があります。
症例1
患者
女性 30代
症状
左手首から親指にかけての痛み。半年前、出産後少しずつ出現。最初は重いものが持てなくなり、最近は日常生活まで支障をきたすようになった。
腱鞘炎の徒手テストをするまでもなく、親指を少し動かそうとするだけでも痛がる。関節に熱を持っており、腫れがある。親指を動かすとき「ゴリッ」という音がするのも気にしている。
既往歴(これまでにかかった病気)
肩こり、頭痛
施術の経過
親指の反応点には灸。前腕部と肩は鍼施術。ツボは外関、内関、曲池、缼盆。
缼盆には手技も併用した。
施術後の痛みは軽減。可動域も広がった。ご自身で使用していたサポーターではなく包帯で軽く固定し終了。
週に2回の施術を続けたところ、圧痛、運動痛も減り、腫れは軽減していった。約1カ月半で施術を修了できた。
まとめ
炎症=冷やす とは限らない。この方は周囲に「腫れているなら冷やせ」と言われ冷やし続けていたそうだが、冷やすとさらに痛くなっていた。炎症は治すための反応だからそのままの方が良いこともある。
※施術の効果には個人差があります。