顎関節の痛み(顎関節症)の症例
顎関節の痛み(顎関節症)の症例
多くの症例の中から一部を紹介します。また、施術の効果には個人差があります。
症例1
患者
女性 30代 江戸川区
来院
2014年2月
症状・経過
先月(1月)左のアゴに強い痛みが出現し口が開きにくくなる。食事のときと就寝時がとくに痛い。1ヶ月経っても痛みが変わらないため来院。
施術内容・経過
左顎の痛みとともに左首から肩にかけてのこりも強い。下顎頭のわずかな変位(上方、後方など)はみられ、圧痛があった。身体とくに頚部から顔・頭のバランスを確認後、首や背中から施術。仰向けで顔面部・頭部の調整(下顎骨、側頭骨など)後、鍼施術。
鍼は顔用の極細鍼を使用。ツボは反応点を中心に。施術後は痛みが和らぐが、次の日には戻ってしまうとのこと。
ほぼ初回時と同じ治療内容(調整部位を毎回変えながら)で、5回目の治療後から4~5日程痛みが治まるようになった。最終的に10回施術をし、顎の痛みは消失した。
まとめ
顎関節症の原因はさまざまで特定できないことも多い。経験的に「下顎骨を調整し過ぎない」ことも重要だとおもう。
身体の歪みを整え、顎関節や関連する神経(顔面神経、三叉神経、下咽神経、舌下神経など)へかかるストレスを少しずつ和らげるよう施術を進めた。
※施術の効果には個人差があります。