妊娠初期(1~12週)の身体傾向
妊娠初期(1~12週)の身体傾向
妊娠初期の代表的な母体の変化
・乳房の膨らみと張り
・疲労
・頻尿
・すわり、胃のむかつき、または吐き気
妊娠がわかるかどうかの4週目から9週目ごろまでを「器官形成期」と呼び、心臓や目、耳などの重要な器官が形成されます。
妊娠に伴う症状としては、切迫流産と悪阻(つわり)の問題があります。
つわり(妊婦の50~90%)などの体の変化に伴う自律神経の乱れにより、消化器系に不調を起こしやすい時期でもあります。
胎盤の完成する4ヶ月頃までは食事や生活習慣、鍼灸治療などにより、上手につわりを乗り切ることが重要です。
食事摂取の方法としては、一度に多くの量を摂取せずに、食べたいものを少しずつ摂取すると負担が少なくなります。
ホルモンバランスの関係で便秘や下痢、頭痛が起きるので、家事負担を減らしたり、足浴やお灸などによる身体温度の調整を行い、身体や精神面へのストレスを和らげることも効果的です。