端午の節句について
5月5日は当院は休診いたします。
さて、5月5日の端午の節句は男の子の健やかな健康と成長をお祝い行事として知られています。
「端午の節句」は、中国から日本に伝来した風習が元になっているといわれています。年に五回ある節句(五節句)には邪気が近づきやすいとされ、神様に無病息災を祈念してお供えをする習わしがありました。「端午」とは、「初めの午(うま)の日」という意味を持ち、「節句」というのは季節の変わり目のこと。
午(うま)は、五(ご)とも読めることから、5月5日が「端午の節句」として、奈良時代以降に定着していきました。近年都会ではあまり見なくなりましたが、大きな鯉のぼりを家の外に飾っているのも印象的です。
ところで鯉のぼりにはどのような意味があるのか。江戸時代、武家に男の子が生まれたら、玄関前にのぼりなどを立てて祝う風習がありました。それが一般にも広まりましたが、庶民はのぼりを立てることを禁じられていたので、代わりに「鯉のぼり」を飾ることが考えられたのだそうです。
中国の竜門という滝を鯉だけが登りきり、竜になったという中国の故事になぞらえて、たとえ困難に遭遇しても逞しく立ち向かえるように!という願いが込められているようです。
子どもたちは大切な宝です。「令和」の時代を子供たちが担って反映していくため、子どもたちの健やかな健康と成長をみんなで願いましょう。
この記事を書いた人
東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。
23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。
「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。
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